広島駅南口高架乗り入れ事業











「乗り換える駅」から「集う駅」へ
調査で読み解き、設計で形にする
高齢化や人口減少が進む広島市では、都市の持続的な活力を維持するため、公共交通にアクセスしやすい拠点へ都市機能の集積を図る「集約型都市構造」への転換を進めています。
本プロジェクトは広島駅南口広場の再整備等事業の一環として、広島駅の駅ビル建替えと連携し、路面電車を新駅ビル2階レベルへ高架で乗り入れるとともに、従来1階にあった電停を2階へ移設する「駅前大橋ルート」を整備するものです。
トーニチコンサルタントは、電停移設により創出される空間を活用した南口駅前広場の拡張や、駅周辺に点在するバス乗降場の集約を含む駅前広場の再整備について、調査・計画から基本設計まで携わっています。さらに、駅ビル2階へ乗り入れる高架橋の詳細設計、ペデストリアンデッキ拡張の基本設計、路面電車延伸区間の基本設計・詳細設計、環境アセスなど、多岐にわたる関連業務を担当しています。
- 発注者Client
- 広島市
- 参画期間Term
- 2022.10~2025.10
- 担当業務Works
- 路面電車延伸区間の基本設計・詳細設計
- 関連する広島駅南口駅前広場再整備に係る調査計画から基本設計
- ペデストリアンデッキの拡張に係る基本設計
軌道と道路
二つの視点から交通空間をデザインする
2014年入社Y.T.駅前大橋ルート・
循環線軌道詳細設計
駅前大橋ルートと循環線整備に係る軌道詳細設計を担当しました。広島駅周辺における路面電車ネットワークの再編に向けて、道路・交差点など周辺インフラとの整合を確認しながら、軌道の線形・構造、分岐部、停留場の設計を行い、設計図面や関連資料を作成する業務でした。そのため、軌道と道路の双方の知識を踏まえた調整が求められました。
軌道と道路、双方の基準を考慮する
軌道と道路、
双方の基準を考慮する

路面電車は道路空間を走行するため、軌道分野と道路分野、双方の基準を踏まえる必要があります。一方、都市部の限られた空間の中で、路面電車としての安全性・走行性と、道路空間全体の使いやすさを両立させる必要もあります。
それぞれの関連法令や各種基準を丁寧に確認し、各分野の条件や制約を洗い出し、設計に反映していきました。
一般車両、歩行者も多く行き交う空間での軌道設計
さまざまな分野での経験を活かす

当社では道路や鉄道など幅広い分野の案件を手掛けており、業務内容も多岐にわたります。私自身もさまざまなプロジェクトを経験してきましたが、本プロジェクトではその知見を活かして取り組むことができました。複数の分野を横断して考えられることは、設計者としての大きな強みになっていると感じます。
分野を横断して業務を行った経験が生かされた
状況を捉え、考えて動く
建設コンサルタントの仕事では、多くの関係者と協力しながら物事を進める力が求められます。そのためには、まず全体の状況を把握し、優先順位を判断して段取りを整えることが欠かせません。そのうえで、図面や資料の作成においても、認識の齟齬が生じないよう、相手に「正しく伝わるか」を常に意識しています。こうした姿勢は、これまでの業務を通じて培ってきたものですが、振り返れば、学生時代の多様な人との関わりや経験も役立っています。
人々の移動や暮らしを支えるやりがいのある仕事
人々の移動や暮らしを支える
やりがいのある仕事

鉄道や道路などの交通インフラを通じて、多くの人々の移動や暮らしを支えられることが、トーニチコンサルタントの魅力だと思います。
設計業務は一つとして同じ条件のものはありません。現場ごとに異なる難しさがあり、その都度、自身の技量を試されますが、それが仕事の醍醐味であり、やりがいでもあります。
Who will write
the next prologue?
次の“プロローグ”を紡ぐのは…












