先輩社員の声

海外業務部
2017年入社
M. O.

海外案件ならではの
難しさとやりがいを実感

鉄道インフラを通して、国際協力に携わる仕事を

大学では国際政治学を専攻しており、国際協力やODA事業に関心がありました。運輸インフラ事業は途上国の経済発展に大きく寄与し、とりわけ鉄道は、途上国都市部で散見される人口急増を起因とした交通渋滞や環境汚染といった社会問題の解決にも繋がります。
トーニチにはその鉄道という分野からアプローチできる高い技術力と実績があったので入社を決めました。

思いがけないアクシデントにも対応できるように

外国人を含む技術者との必要手続(契約交渉・締結、査証・航空券手配、請求手続)や提案書作成のサポート、案件の進捗管理等を主に担当し、業務が円滑に進むよう取り組んでいます。
海外案件では様々なカントリーリスクが発生しうるので、危機管理も重要な業務の一環です。ある途上国にて、当社の技術者が重度の意識障害で第三国への緊急搬送を強いられた際は、多くの方々に協力頂き、緊張感のある中で一晩中対応したことは記憶に残る出来事です。

様々なステークホルダーと連携し、臨機応変に対応していく力

海外案件はより多くのステークホルダーと関わりながら物事を進めていくため、綿密なコミュニケーションをとり情報収集、現状把握、課題解決していくことが大切だと思っています。日本との商習慣や法律、文化が異なるのでアクシデントやトラブルに直面することも多く、同僚や上司を見ていても、課題解決力が高く、迅速かつ臨機応変な判断力と行動力がある方が多いです。
あとは、多様性を享受できる好奇心があると仕事がより楽しくなると思います。

国際貢献につながる達成感を味わえる

現地での技術者やスタッフとの調整業務を通じて、英語による意思疎通の大変さや商習慣の違いなどで試行錯誤することは多々ありますが、彼らと信頼関係を築け、部員のメンバーと一緒に問題解決できたときはその分やりがいを感じます。バックオフィスのメンバーとはいえど、海外出張にも行きますし、実際に出来上がっていく構造物を目にすると、少しでも国際協力の一翼を担えていることの嬉しさや建設コンサルタントとしての醍醐味を感じます。