幼少期から交通分野に興味があり、土木に関する勉強をしてきたので、その知識を活かせる仕事に就きたいと考えていました。
中でも、細部まで考え抜いた提案が形となり、多くの人に長く使われていく交通インフラの設計を担う建設コンサルタントに大きな魅力とやりがいを感じました。
私の地元の道路交通状況を大きく改善した道路橋の設計にトーニチが関わっていたことを知り、「自分も誰かの記憶に強く残るインフラを設計したい」と思ったことが志望のきっかけです。鉄道だけでなく道路にも強みを持つトーニチコンサルタントなら、その夢を実現できると確信し、入社を決めました。
- 西日本支社 技術部
- 2024年入社
- S.H.
未来のみちをこの手で描く
自分のまちにも貢献しているトーニチ
「なんでもやる」からこその面白さ
私の所属する部署では道路、空港、モノレールなど、様々な設計業務に携わっています。
設計を行ううえで現状を把握するため、現地確認は欠かせません。これまでに、空港土木設計では空港内で調査を行い、モノレール設計では新設の支柱に登り、落石対策設計では斜面を登って地質調査を行いました。
こうした現地確認の経験は、その後の設計検討に大いに役立っています。多種多様な設計に関わり、自分の目で確かめて、自分の力で形にしていく過程は、私の技術者としての成長を強く促してくれます。これは他社ではなかなか得ることができない、トーニチならではの魅力だと考えています。
仲間と共に課題を越えていく
設計業務は、気象条件や地盤条件、施工時の制約など、プロジェクトごとに様々な課題があり、重視すべきポイントも異なります。中には一人では解決できない難題に直面することもありますが、先輩や上司と協力しながら、「どう乗り越えるか」を楽しめる人が、この仕事に向いていると思います。
また、建設コンサルタントは顧客だけでなく、社内においても自分の設計意図や考えを説明する機会が毎日のようにあります。最初はうまく説明できなくても、相手に理解してもらうための工夫を惜しまない姿勢も成長には欠かせないと感じます。
未来の誰かのために
現在のインフラ設計では、便利さや豊かさを生み出すだけでなく、激甚化する自然災害への対策や、省メンテナンス化といった観点も同時に求められています。
かつて自分が地元の道路橋整備によって感じた便利さや感動を胸に、現在そして未来の社会に必要とされる機能を加えた道路設計を通じて、人々の暮らしといのちを守り、地域に貢献し、未来の誰かの日常を支える一助となれることに大きなやりがいを感じています。
公共インフラの設計に携わる技術者としての自覚と責任を持ちつつ、様々な業務を通して幅広い知識を身に着けながら、未来の土木を担う人材へと成長していくことが私の目標です。


