橋りょう

国交省/美濃加茂管内・橋りょう点検業務
茨城県/橋りょう定期点検業務
奈良県/宇陀土木管内橋りょう点検業務
埼玉県/橋りょう点検業務
松戸市/橋りょう定期点検
柏市/橋りょう定期点検調査
JR貨物/大阪貨物ターミナル線橋りょう点検業務
御所市/橋りょう定期点検業務
兵庫県まちづくり技術センター/令和2年度市町道路橋定期点検業務
名古屋高速道路公社/鉄道交差部の都市高速道路橋点検業務
しなの鉄道/管内軽井沢Bo外7橋りょう定期点検業務
愛知県新城設楽/湯谷大橋定期点検業務
広島新交通/橋りょう定期点検
とさでん/橋りょう定期点検

埼玉県/橋りょう点検業務

埼玉県が管理する橋りょうについて、損傷及び変状を早期に発見し、安全・円滑な交通を確保するとともに、通行者(車両・歩行者)や第三者への被害の防止を図るための橋りょうに関わる効率的な維持管理に必要な基礎資料を得るための定期点検を行いました。
点検結果に基づく健全度評価を判定し、補修等の対策が必要な場合は補修方法の提案などを行っています。

松戸市/橋りょう定期点検

千葉県松戸市が管理する橋りょうについて、道路法施行規則により義務付けされた5年に1回の定期点検(近接目視)を実施しました。
点検実施前に現地踏査を行い、橋りょう点検車、リフト車など、個々の橋りょうに適切な点検方法により行っています。
点検結果は、国土交通省で策定した道路橋定期点検要領並びに橋りょう定期点検要領に基づきとりまとめ、その結果から個々の橋りょうの健全性について診断を実施しています。
対象橋りょうの架橋の条件は多岐にわたり、道路や河川を跨ぐ橋りょうのほか、JR(常磐線、武蔵野線)を跨ぐ、跨線橋の点検も実施しています。

  • JR貨物/大阪貨物ターミナル線橋りょう点検業務

    大阪貨物ターミナル線は東海道貨物線の終端に位置し、吹田貨物ターミナル駅から大阪貨物ターミナル駅を結ぶ5.1kmの貨物線区であり、全線が高架橋形式となっています。本業務は、平成30年6月に発生した大阪府北部地震により被災した鉄道高架橋全線の近接目視点検を行いました。

    また、大規模災害発生時における土木構造物の今後の点検手法を検証するため、無人航空機(ドローン)を用いた点検も取り入れました。

    点検を迅速に行ったことによる貨物列車の早期運行再開を実現した功績に対し、発注者より感謝状が授与されました。

  • 名古屋高速道路公社/鉄道交差部の都市高速道路橋点検業務

    本業務では、新幹線、JR在来線、名鉄線と交差する地上約25mに位置する都市高速道路橋の点検を実施しました。
    鉄道営業線の直上であるため、点検作業はすべて夜間作業とし、大型橋りょう点検車、高所作業車、特殊高所ロープの様々な方法で点検を行いました。

しなの鉄道/管内軽井沢Bo外7橋りょう定期点検業務

長野国道事務所が管理する国道18号の跨線橋8橋を対象に、5年ごとに義務付けられている定期点検(近接目視)を実施しました。
対象橋りょうは、いずれもしなの鉄道の線路を跨いでおり、鉄道運行や周辺環境への配慮が求められる環境のため、
昼間は梯子や高所作業車を使用して点検を行い、夜間は線路閉鎖・停電の時間帯に軌陸高所作業車を用いて近接目視を行いました。
健全性の判定は発注者が行うため、当社では点検記録や第三者被害防止措置、各種データを様式に基づきとりまとめ、報告書として納品しました。

愛知県新城設楽/湯谷大橋定期点検業務

本業務では、愛知県が管理する湯谷大橋に対し、「橋りょう点検要領」に基づく三巡目の定期点検を実施しました。
対象橋りょうはJR飯田線を跨ぐ構造で、1・3・4径間が単純合成鈑桁橋、2径間が鋼製ラーメン橋で構成されており、構造の特徴を踏まえた点検が求められました。
橋りょう点検車やロープアクセスによる点検を実施し、夜間は線路閉鎖・停電時間を活用し、軌道内での作業を行いました。
点検結果は所定の調書にまとめ、劣化・損傷のある部材については健全性区分を明示し、今後の維持管理に役立つ報告書として取りまとめました。

広島新交通/橋りょう定期点検

広島新交通1号線(通称:アストラムライン)18.4kmの内、広島市が管理する区間11.2kmの内、当社では約4kmの点検を実施しました。
広島市が管理する区間は、全て高架橋形式となっており、主に高所作業車を使用して、近接目視による定期点検および第三者被害予防措置を行いました。
点検結果は、損傷状況や構造物の健全性の診断を行い、安全かつ円滑な交通を確保するための基礎資料としての取りまとめを行いました。

とさでん橋梁点検広島新交通/橋りょう定期点検

とさでん交通株式会社が管理する鉄道橋(PC下路橋1橋、レール桁橋4橋、RCボックスカルバート4橋、I字形鋼桁橋1橋について、インフラ長寿命化基本計画に基づく定期点検を実施しました。
点検は、構造物の規模、周辺環境や交通規制の妥当性等について検討し、徒歩による近接目視点検を行いました。
点検結果は鉄道構造物の基準に準拠して、健全性の診断を行い、損傷写真と合わせて取りまとめを行いました。

都営地下鉄浅草線/トンネル特別全般検査

都営浅草線トンネル部の特別全般検査を行いました。
特別全般検査とは健全度の判定の精度を高めることを目的として、通常全般検査より検査精度を高めて実施するものです。
検査の結果、構造物の補修優先度を提案しています。
現地調査ではトンネル上部の上床版及び側壁、梁はモーターカーでけん引したタワー車を使用し、トンネル下部は徒歩及び脚立等使用して近接目視及び打音調査を行いました。
剥落の恐れがある変状については応急処置として叩き落としを実施しました。
現地調査後に調査結果を変状別に整理し、変状の原因考察を行ったのち、所定の区間ごとに補修優先度算定を行いました。

都営地下鉄浅草線/ホームスラブ健全度調査

都営浅草線にホームドアを設置するにあたり、既設ホームスラブ部材の詳細調査を実施しました。
対象の駅は全19駅で、外観目視調査・打音調査・鉄筋探査の項目で調査を行っています。
鉄筋探査については、ホーム上面の抽出箇所を対象として行い、配筋間隔が広い箇所が見られましたが、配筋が全くない状況はありませんでした。
ホームスラブ部材の健全性については、鉄筋露出を伴う断面欠損が多く見られ、補修優先度の算定まで行っています。