先輩社員の声

道路技術部
2018年入社
M. M.

まちの想いと未来をかける

地域の魅力を引き出したい

私は学生時代景観研究室に所属し、まちづくりや広場のデザイン、橋梁などの土木構造物のデザインについて考えてきました。
その中でも多くの人が利用する駅前広場や道路、橋梁などの設計をとおして地域に愛される空間をつくりたいと考え、建コン業界を志すようになりました。
そこで様々な実績のある会社のなかより、私の地元である浜松駅前の設計や、鉄道・LRT・BRTと関連した道路設計などに数多く実績のあるトーニチに入社を決めました。

多様な関係性、多様な形からつむいでいく

入社から4年目となり、当初は道路設計を、現在では橋梁設計をメインで業務を行っています。
道づくりや橋づくりでは、自治体の役所の方々と仕事を行うことが多いですが、その方々の向こう側には地域の人の声や気持ちがある為、それをひとつひとつつむいで行き一つの形にする作業はとても地道な道のりです。
ですがそうしてカタチが出来上がったときには達成感があり、次の業務にその知識と経験をアップデートさせながら挑むことが出来ます。

好きなものの他に様々なことに興味を持ちアンテナを張る

「○○が得意」「○○が好き」など得意分野や興味は人それぞれあると思います。
例えば道路の設計をする部署に配属となったときに、計画する道路のことばかりを見て業務を進めればよいかと言うとそうでもなく、沿道や周辺の状況、付近の水はどこからどこへ向かっているのか、社会情勢や地域の要望はどう変化しているのかなど、幅広い視点で見る必要があります。
そのため自分の得意分野や専門性を深度化させていく一方で、普段から様々なことに興味を持ち、それを業務にも応用することが重要となります。

未来に残るカタチを描ける

一見聞こえは良いですが、もし自分の行った設計がそのまちにとって良くないものであった場合にはそれがずっと残ってしまうので責任は重大です。
また、計画や設計は業務を終えてから数年後にやっと工事が終わり完成となるため、自分の出した答えから、答え合わせが出来るまでの期間がとても長く気が遠くなります。
しかし、着実にひとつひとつ仕事をして完成までこぎ着けて、多くの人に使ってもらえた時はとてもやりがいを感じることができ、土木設計の魅力のひとつです。