THE プロジェクト 日暮里・舎人ライナー

なぜ日暮里・舎人ライナーがつくられたのか 足立区内の交通不便の解消と、荒川区内の交通混雑の改善を図ることを目的に計画された、日暮里・舎人ライナー。およそ四半世紀の歳月を掛け、完成した都市交通プロジェクトです。

日暮里・舎人ライナーについて

現在、日暮里・舎人ライナーは、毎日約5万人弱の沿線住民の方々に利用され、それぞれの駅周辺では大規模商業施設などの立地が進み、駅周辺の街は大きく変貌しようとしています。

当社は1985年、地元、荒川・足立の両区が最初に実施した基礎調査から、2008年の開業直前の駅建築設計施工監理業務までを23年間にわたりプライムコンサルタントとして一連の業務を担い、本プロジェクトの遂行と完成に寄与してまいりました。

日暮里・舎人ライナー周辺の交通機関

日暮里・舎人ライナー周辺の交通機関

事業概要

区間 日暮里(荒川区)〜見沼代親水公園(足立区)
ルート延長 9.7km(全線高架複線)
駅数 13駅
他線との乗換駅
日暮里駅
JR山手線/京浜東北線、常磐線、京成線
西日暮里駅
JR山手線/京浜東北線、東京メトロ千代田線
熊野前駅
都営荒川線
利用者数 51,000人/日(2008年/一日平均実績)
車両基地 舎人公園地下に設置
関連する主な開発事業
  • 日暮里駅市街地再開発事業(ひぐらしの里中央地区第一種市街地再開発事業)
  • 日暮里駅連絡通路検討設計
  • 西日暮里駅連絡通路及び赤土小学校前駅連絡通路修正設計

事業スケジュール

プロジェクトの事業期間:1985年(昭和60年)〜2008年(平成20年)

1985年 調査開始(荒川区、足立区の単費による基礎調査を開始)
1987年〜88年 国庫補助調査である「都市モノレール等調査」実施
1995年12月 軌道法特許取得
1996年8月 都市計画決定
1997年6月 事業認可取得
1997年12月 工事施行認可取得
1997年12月 建設開始
2008年3月30日 開業
路線図

日暮里・舎人ライナーができることによって

足立区・荒川区に高速で快適な公共交通機関が誕生しました
日暮里・舎人ライナーは、1985年、運輸政策審議会答申に建設を促進する路線として盛り込まれた時に計画がスタートしました。それは舎人地区や沿線の地域住民にとって20年来の悲願でした。開業前の通勤・通学者は、道路混雑によるバス運行時間の不正確さもあって不便を強いられてきました。しかし日暮里・舎人ライナーの開業によって、今までの半分以下の時間で日暮里などの都心に到達できるなど、地域の利便性は向上しています。
日暮里駅周辺の街がダイナミックに変貌しています
交通機関の建設が、いかにダイナミックに街を変貌させるか――。日暮里・舎人ライナーの起点駅が建設された日暮里駅周辺エリアは、まさにこれを実証している事例の一つといえます。太田道灌の像をシンボルとして残しつつ、駅前広場は大きく変貌。いくつもの再開発ビルが広場を囲んで建設されており、新しい都心ターミナルとして生まれ変わろうとしています。
新しい街路景観が創造されています
都市環境に配慮したあるべき地域計画を踏まえ、都心の密集市街地を貫く幹線道路に沿って建設された日暮里・舎人ライナー。空間上の制約に対応し、圧迫感を感じさせないようデザインされた道路空間は、沿道の街並みにも変化を与え、新しい時代の道路景観を創り出しています。
駅周辺エリアの整備や商業施設等の立地が始まりました
日暮里・舎人ライナーの駅周辺エリアは、地域商業の核として動き始めています。幹線道路の整備はもちろん、駅に繋がる細街路や駅前広場、駐輪場などの整備が進められ、大規模商業施設の立地が始まるなど、ライナーの建設にともなって便利で快適な生活環境が整いつつあります。
地域の新しいランドマークとなりつつあります
駅をはじめとする建造物は、足立・荒川区が一体となって推進してきた新しい街づくりを象徴するモニュメントであり、地域住民や街を訪れる人たちに、活力と楽しみを与える新しいランドマークとなりつつあります。

当社の実績

駅名 基本設計・詳細設計 インフラ注1部施工監理 インフラ外注2施工監理
日暮里駅
西日暮里駅
赤土小学校前駅
熊野前駅  
足立小台駅    
扇大橋駅    
高野駅  
江北駅  
西新井大師西駅    
谷在家駅
舎人公園駅    
舎人駅    
見沼代親水公園駅    
注1:
『インフラ部』とは、基礎とか橋脚のような土木構造物のことです。
注2:
『インフラ外部』とは、これら土木構造物以外の車両、電気・機械設備などのことです。

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